フューネ社員の奮闘記ストーリー

お客様サービス部 お客様相談室室長 竹川圭


「すべてはお客様のために」
100人いれば100通りのお別れの仕方があるべき。
常にお客様目線で考えます。


若い頃はいわゆる“ヤンチャ“だった。
親には人並み以上に迷惑をかけてきた。

18歳で初めて社会に出たが、最初は失敗の連続。
考えてみれば、これまでまともに勉強をせず、敬語もろくに話せなかった自分は社会不適合者なのか…と、初めて挫折感を味わった。
しかし挫折を経験したことにより、その先にある、明るく大きな『社会』という世界があることに気付いた彼は、「いまの自分はとても小さい男だ。ちっぽけなプライドは捨て、変わらなければ先に進めない」と、一念発起し、努力を重ねた。

ここが彼の本当の社会人としてのスタートラインだった。


辿り着いた先にあったもの


竹川氏はこれまで様々な業種を転々としてきたが、それらは全てサービス業だ。
そんな彼が、葬儀社であるフューネに辿り着いたのは2004年のこと。
なぜサービス業ばかりなのか尋ねると、「人と接するのが好きだから。いろんな人に出会いたいんだよね」と笑顔で答えた。

そんな彼の喜びは、お客様の笑顔や「ありがとう」という言葉よりも、「お客様と心が繋がった瞬間」なのだとか。最初は糸のように細く、頼りない繋がりが、『命綱』になりえるくらい太く繋がったとき、葬儀を通してお客様との『絆​』が生まれる。そのような繋がりをいちばん大事にしたいというのだ。


更なる高みを目指して


そんな彼の現在の仕事ぶりは、お客様と向き合う姿勢が評価され、概ね高評価。
「ぜひうちの葬儀の担当をしてくれ」と指名をいただくこともある。

葬儀の打ち合わせをするときは、お客様との距離が縮むまで、決してペンも見積書も取り出さない。心が落ち着かない、疲労していると判断すれば、打ち合わせを無理に進めず切り上げるなど、“お客様第一主義”を徹底している。

「葬儀は人生に一度しかない。失敗は許されない。そして、お客様が大切な方との別れを受け入れ、新たな一歩を踏み出だせるようにするのが自分の使命だと思っているし、葬儀とはそうあるべきだ」と、「提供する商品は有料だが、私の気持ちはプライスレス。自分にできることは全部やりたい」が彼の信条だ。

以前に彼が“葬儀社は医者と同じ”と言っていたことを思い出した。
悲しみという非日常から日常に戻す。それは病気の人を健康にするのと同じだと。“医者”とは言い得て妙だ。