フューネ社員の奮闘記ストーリー

アフター推進部メモリアルサービス室 室長
葬儀仏事サロン 豊田T-FACE店 店長 齊藤勝義


いじけっ子からの脱却。そして自分を取り戻すための退職


齊藤は一人っ子で、子どもの頃から常に根暗で自己中心的、気に入らなければすぐ不機嫌になる、いわゆる「いじけっ子」だったという。その性格は18歳でトヨタ系企業に入社した後も変わらず、鬱々としたネガティブな日々を送っていた。
そんな齊藤に転機が訪れたのは30代半ばの頃。知人に「一度きりの人生。考え方ひとつで楽しくなる。」と言われたことがきっかけで、勧められる書籍を片っ端から読みあさり、セミナーに参加するなど自分を変える方法を追求した。
その甲斐あってか、徐々に気持ちが明るくなり、仕事も面白くなった。職場での地位も上がっていった。しかし上になればなるほど仕事量も増え、求められる責任も大きくなる。様々なプレッシャーや、多忙で気が休まらない職場環境での人間関係にも悩むようになり、ストレスで自分の感情がコントロールできなくなってしまった。「もうだめだ!自分を大切にしなあかん」そう決心して32年間勤めた会社を去った。


「NO!」と言わないサイトウさん


転職先となったフューネでは、前職での生産管理者としてのノウハウを見込まれ、物流を担う部門(メモリアルサービス室)に配属された。「以前は毎日同じ仕事の繰り返し。でも今はやることが毎日違うから新鮮で楽しくってしょうがない。」とにっこり。前向きにどんな仕事にも取り組む齊藤は次々に手腕を発揮し、仏壇店の店長も兼任することとなった。
真面目で優しい性格から、何か頼まれると絶対にノーとは言わない。「やれる事は何でもやる。僕にできることでお客様が喜んでくれたり、フューネのみんなが多少なりとも助かるなら嬉しいからね。」ときっぱり。
しかし、あまりにも多くの仕事を抱えすぎ、キャパオーバーになりそうになった時があったという。その時に社長から「プレーヤーをやっていてはダメだ。監督にならないかん」と言われた。できないことは誰かに手伝ってもらえばいいんだと、目からうろこが落ちた。以来監督業に専念するようになり、そのために必要なのが仲間とのコミュニケーションだった。今では齊藤がいなくてもたいていの仕事は回って行くという。「みんなとの関係は超良好。安心して任せられる部下がいる。なんて恵まれているんだ僕は…って思っています」

「今は十分満足!楽しくてしょうがない!」と声を弾ませ、もっともっと会社に貢献したいし、60代70代で亡くなる方を見ていると僕もいつまでできるかなって思う。だからいろんなことに挑戦したいし時間を無駄にしたくないと、その瞳はまるで少年のよう。最近ではフューネのオンラインショップの管理を任せられ、悪戦苦闘しているとか。
頑張れ!サイトウさん!