下川 明美の奮闘記
総合受付コールセンター 係長 下川 明美
この度はお力落としのことと存じます。
私共が精一杯お手伝いさせていただきます。
高校卒業後、トヨタ自動車入社。結婚退職後もトヨタ系企業の事務職として長年キャリアを積んだが、リーマンショックを機に事務職以外のサービス業を経験し、その楽しさに目覚めたという。
フューネへの転職理由は、ジーンファミリーが登場するフューネのTVCMが大好きで、その魅力に惹かれたことがきっかけの一つとのこと。
また、幼少期から育ててくれた祖母の葬儀や、父親の葬儀の際に葬儀社の方々の優しさに触れたことが、葬儀業界への関心を強く喚起したのだそう。そして決め手になったのが、面接を担当した当社鈴木(現そうそうの森フューネ浄水 支配人)の強い印象だったという。「鈴木支配人の受け答えや所作が素晴らしく、一目惚れしちゃったの」とおちゃめな一面がちらり。他社からも内定を全て断ってフューネへの入社を決意した。2012年のことだ。
心に寄り添った丁寧な応対で少しでも安心していただきたい
「入社当初は茨の道と感じるほど大変だった。葬儀の専門用語も理解できなかった」と、当時を述懐。何度も挫けそうになり辞表を書いたこともあったが、上司となった鈴木の献身的なサポートが大きな支えとなり今に至ってるという。
総合受付コールセンターでは、お客様からの電話応対がメイン業務。いろいろな電話を受ける中、お葬儀依頼の電話応対は入社13年を経た今でも緊張し手汗が止まらないのだそう。「大切な方を亡くされ、深い悲しみにくれている人に掛ける言葉のひと言ひとことが、刃となってもっと深く傷つけてしまったらどうしようと考えると震えがくるほど怖い」という。
お葬式の依頼では、まず現状を電話で聞き取って、必要に応じて車両や安置場所の手配、調整などをする。電話応対後、葬儀の担当者へ業務を引き継ぐが、その後はお葬儀の必需品を業者へ発注、発注内容の確認や伝票の作成・チェックなど、総務としての重要な任務が山積している。お葬儀に必要な人員の配置も総務の役目。迅速かつ正確なレスポンスを提供しなければならない大変な仕事だ。
しかし、多岐にわたるタスクをこなしながら、最期のお見送りにふさわしいセレモニーになるようお手伝いすることに大きなやりがいを感じているという。「これからもご遺族の方々に少しでも安心していただけるよう、丁寧な応対で心に寄り添って行きたい」。
フューネのいいところは?と問うと「社員自らが、自発的に考えて取り組むところが素晴らしい。より良い仕組みを作る社内教育や研修に取り組んでおり、それが実を結ぶことを楽しみにしているわ」とのこと。会社が成長して、「フューネがあってよかった」とお客様に思われる存在になるのが夢だとか。
趣味は、弊社のTikTokでも披露しているフラダンス。様々なイベントで踊るため、練習に積極的に参加している。そして「ストレス解消にはカラオケが一番!」と言う下川は、仕事もプライベートも充実させ、今日もお客様の声に耳を傾けている。