続・消えゆく宮型霊柩車



2016年11月19日付けブログ記事「消えゆく宮型霊柩車」

取り上げましたが、全国的に宮型霊柩車が激減をしています。

全国各地の火葬場で乗り入れが禁止になるところが増えてきたと

いうことも大きな理由の一つですが、お客様そのものの嗜好が変わった

ということが一番の理由でしょう。

ひと昔前では、「霊柩車と判らない霊柩車でお願いします」

ということをお客様から言われました。

これの霊柩車が現在では主流になっている「洋型霊柩車」もしくは

「バン型霊柩車」といわれるものです。

宮型霊柩車が激減している背景に家族葬などの葬儀の小規模化が

あげられます。

装飾の施しが激しい宮型霊柩車は多くの参列者にあの世に行く車として

見て貰うことも目的でしたが、その目的をニーズとして必要しない方が

多くなりました。そして、そもそも「あの世」の存在を否定している

お客様が多くなっていることも原因です。




フューネのクループ会社「ゼロナイントヨタ」が所有する上の写真の

宮型霊柩車も需要の減少と老朽化で、廃止をすることを決定しました。

あと1ヶ月は運行の予定ですが、長年活躍した車両が無くなるのは

とてもさみしいことです。

プラチナ箔を使用した贅沢で気品のある霊柩車でした。













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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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