人口90万人の衝撃

8月6日にテレビ・新聞等に流れた人口90万人減少のニュースが衝撃的でした。

以下は共同通信社の引用文です
 総務省が6日発表した1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の人口は1億2065万3227人で、前年より約90万8千人(0.75%)減少した。減少数、減少率とも1968年の調査開始以降最大。東京都を除く46道府県で減った。深刻な少子化を反映しており、対策が急務だ。2026年には1億2千万人を下回る可能性が高い。外国人は約35万4千人(10.65%)増の367万7463人。全都道府県で増加し、調査を始めた13年以降最多となった。
 調査は住民基本台帳に基づく。日本人の人口は16年連続のマイナスで、死者数が過去最多の約159万人だったのに対し、出生者数は最少の約68万人にとどまった。
 

日本人が急激に減少する中で日本に住む外国人が増えている現状を報道したものですが、もはや外国人の労働力をあてにしなければ日本という国のインフラが機能しない状況です。

葬儀社の立場でいえば、確かにお亡くなりになる人は年々増えています。その中で外国人のお葬式のご依頼も年々増えているのです。
外国人のお葬式は仏教というケースは稀で、ほとんどの場合がキリスト教です。
今後、日本に住む外国人がますます増えていけば、仏教以外の宗教でのお葬式のご依頼も増えていくことが安易に予想できるのです。


さて、年間90万人の人口減少ということは一年間に政令指定都市が一つ消滅していることと同じです。
経済は「消費」することで好循環をもたらしますが、90万人分の消費が消滅するということは経済の好循環が見込めないことになります。日本の経済も実際にはすでに外国人頼みになっているのです。


これから日本中で起きる火葬場の順番待ちは避けては通れない現実の課題です。
少子高齢化社会を実感するレベルに最早、日本が入っていることに早く日本国民が大半が認識して頂きたい社会問題なのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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