年忌法要

フューネではお葬式のお仕事の他に、年忌法要のご依頼を多く頂きます。

特に、友引で土曜日・日曜日という日にはフューネの葬儀会館も

お寺さまもお葬式の仕事が入らないので、午前も午後も集中します。

本来はご自宅の仏間で行うべき年忌の法要ですが、そもそも仏間が

ないような現代の住宅事情もあり、自宅以外の場所で年忌法要を

営む方が半数を超えてきました。他社の葬儀会館では法要の会場として

貸し出すことをしていない場合があるのですが、フューネでは法事の

利用も全直営会館で行っています。

直営葬儀会館の年忌法要の利用率は年々上昇の一途です。

やはり、便利な葬儀会館を選択されるお客様が増えるのは自然な成り行き

でしょう。



さて、年忌法要と言えば、1回忌・3回忌・7回忌・13回忌・・・

と続いていきます。

一般的な場合33回忌を区切りとして年忌法要は終了です。

33回忌を終わった霊は祖霊として私たちを守ってくれると言われています。

現実的なお話しをしますと33回忌まで年忌法要を営む方はほとんど

いらっしゃいません。余程の代々続く家が故人が若くして亡くなった場合

を除くとほとんど無いと言ってしまっても過言ではないでしょう。

人が亡くなって33年経ってしまえば、亡くなった方の子供すらもう

この世にいないことが多々あります。

一般的に20年を一世代とすると一世代半も時間が経っているのです。

つまり、33回忌は孫が行うかどうか決めなければならないケースが

大半で法要に参加される方々も生きている時にお会いしたことのない

方の法要になってしまいます。

このことから33回忌まで執り行わない方がほとんどで仮に執り行っても

別の方の年忌法要と一緒にしてしまうケースが多いのです。




現実的には年忌法要は子供が親の弔いをするという意思の上で

成り立っています。

昨今では1回忌・3回忌で年忌法要を終了してしまう方もいっらしゃいます。

もっと言えば、年忌法要すらやらない方もいます。

結局、子供が親を弔う気持ちがないと行われない法要なのです。

命の元である親に感謝するのは人として忘れてはならないことだと

思いますが、年忌法要をしないという選択をされるお客様にお会いする度に

どこかおかしいと思うのは私だけでしょうか。









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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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