服装のマナー

「ドレスコード」という言葉があります。

簡単に説明をすると「服装の規則」という言葉で表現をするのが

正しいと思いますが、冠婚葬祭をはじめレストラン・ゴルフ場など

ではドレスコードを守ってTPOに合わせた服装を着用するのは

マナーの基本です。

服装のマナーというものは「相手に対する思いやり」の為に

存在をするのです。

レストランで誕生日などの記念に食事をしている時に隣に座った

お客様が作業着に近い汚い服を着ていれば、せっかくの記念日

の会食が台無しになってしまいます。

デートの時もドレスコードは守るべきで、例えば男性が女性に

「着物を着てきて欲しい」ということをお願いした時に自分は

Tシャツにジーパンという格好でデートに臨んだら着物を時間を

かけて着た女性はどのような気持ちになるでしょうか。

相手に合わせて和装とはいかなくてもスーツやジャケットなどの

服装で臨むべきです。

相手に対する思いやりがあれば、ドレスコードは自然に守っていける

ものです。



最近のお葬式は小規模化、簡素化の傾向にあり、葬儀の時の服装

においても簡略化を望まれるお客様が非常に増えてきています。

中には葬儀において普段着といっても良いようなラフな格好で参加

をされる方もいらっしゃいます。

特にお通夜の時は職場の制服や作業着のまま参列をされるお客様は

多いのですが、やはりどんなに時間が無くても、着替えをして参列を

することが「相手に対しての思いやり」でしょう。

参列をする以上、突然の悲しみに襲われたご遺族に対し何らかの

「弔意」をお伝えするのが本意であるのです。

その為にはたとえお悔みの言葉は発することが無くても弔意を示す

「黒」色の服を着ることで充分に弔意を伝わるのです。

ですから、例え時間が無くても着替えてから参列することがいかに

重要なことが理解をして頂いたと思います。





繰り返しになりますが、服装のマナーとは「相手に対する思いやり」。

日常の生活の中でも相手にあわせて着るものを選ぶことが出来る

人はとても素敵な人です。




















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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