エコとエゴ

2日に行なわれた豊田商工会議所主催の

「環境セミナー」に行ってきました。

雑誌「日経エコロジー」の編集長の講演と

富士通株式会社の環境本部の部長の講演がありました。

環境問題の対応が求められる中、

今後企業においての「役割」を考えるいい機会でした。

印象的であったお話は

「エコ商品が売れないわけ」というテーマで

お話頂いた中で売れない理由として

エコの情報が消費者に届いていないから
売れない。


逆にエコ商品で売れているものは

「かっこいい」で売っているというという内容でした。

確かにトヨタ自動車の「プリウス」が1人勝ちなのは

一瞬で「ハイブリットのプリウス」と識別できる

デザイン機能があるからなんですね。

トヨタ車の中でも他にハイブリットを搭載している車も多数あるのですが、

あまり売れていないとのこと。多くの方の消費者心理は

「せっかくハイブリット車を買っても周りが気づいてくれない車では

わざわざ高いお金を出してまでは買わない」


というものなんですね。

結局「エコ」だから買っている訳でなく「かっこいい」から

買っているものです。

これはまさに「エコ」でなくて「エゴ」

最近、「偽善エコロジー」という本が売れています。



私も読んでみましたが、結構面白い。

例えば、レジ袋のお話とか、マイ箸のお話、エアコン28度設定のお話とか。

これらは「エコ」でなくて役所・企業側の「エゴ」だそうです。

なるほど、物事の本質は良く見極めなければなりません。

なにが本当の「エコ」なのかニセモノの「エコ」なのか

自分自身で判断する材料にはなりますので

一度、読んでみてはいかがでしょうか。

フューネも自社の「エゴ」にならないような

「エコ」で社会に貢献できたらと思います。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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