ゆらぎ

何かとストレスの多い現代社会ではなかなか夜に眠れずに不眠症になり

困っている方も多いのでは。

私たちは起きている間はほとんどを「明かり」の中で暮らしており、

屋内でのデスクワークや作業では蛍光灯などの人工的な明かり

支配しています。

体が起きて作業するには適切な光も寝る前にはいささか刺激的です。

せめて就寝までわずかな時間でもローソクや電球などの柔らかな光のなかで

過ごすことが体をリラックスさせ、快適な睡眠を約束させてくれます。

電球やローソクなどのが持ち、蛍光灯などが持たないのが

「ゆらぎ」の効果

専門的には「1/fゆらぎ」と言うそうですが、

これは自然界に存在します。

例えばろうそくの炎、そよ風、小川のせせらぎなどの

一定の法則で動かないものには「ゆらぎ」の効果があるのです。

直線的や幾何学的な都会のコンクリートジャングルには決して存在しない

「ゆらぎ」の効果は私たちに「癒し」を与えてくれます。

あるキャンプメーカーは開発したLEDのランタンに風を受けてローソクの

光のように光がゆらぐ機能をつけたところヒット商品となっています。

機能面から見ると全く必要のない機能ですが、お客様がキャンプで求める

光とは「人工的な光ではない」という本質に気づいてヒット商品に

なったことはさすがです。




さて、葬儀会館でのお葬式に慣れてしまった現代人が忘れかけているのは

通夜の「ゆらぎ」

近代的な葬儀会館では快適さを追求するあまり、お通夜でも明るく人工的な

明かりに照らされるようになってきました。

本来、自宅や寺院で行うお通夜には葬儀会館程の強い明かりはなく、

自宅や寺院でのお通夜んも際、闇に広がる無数のローソクを使った

お通夜は荘厳さと癒しの効果がバツグンです。

まさに「ゆらぎ」が醸し出す演出です。

フューネの葬儀会館では通夜や葬儀の時に演出上、

人工的な明かりを落として行います。

ほのかに明るいくらいの明るさのほうが「ゆらぎ」の効果で

お客様の悲しみを癒してくれるのです。





葬儀会館「プラザそうそう」のホールは最初から照明を落とした

暗い空間です。



通常の会議や講演会に使用するには少し暗いのですが、この暗さは

計算された暗さであり、「感動葬儀。」には欠かせない「ゆらぎ」

の効果を最大限演出できるのです。


















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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