好物をお供えしよう。

お客様に「お棺の中に入れて差し上げたいものはありますか」というお尋ねすると、7割くらいは洋服や帽子などの普段から身に着けていたものではなく、食品や飲料の類を入れたいとご回答を頂けます。食べ物や飲み物の好物は本当に人それぞれであり、中にはこんなものをと思うこともありますが、葬儀社にとって葬儀の中で好物はその人の人となりを表現する最高のアイテムです。

近年、ダイオキシンなどの有害物質の問題や火葬炉を損傷するリスクがある為に火葬場では副葬品をお棺の中に入れることに厳しく制限をされるところが多くなっています。その為にお亡くなりになられた方の好物などを入れることが場合によっては出来ないこともあります。火葬場の規則に従うと単純に「燃え残るもの以外なら何でもOK」というような単純なものではなく、例えばスイカでも一切れくらいの分量ならば良くても一玉まるまる1個はNGという場合もあります。一玉まるまる入れてしまうと火葬中に大量の水分がお骨にかかり燃焼力を低下させる要因になり、禁止という場合もあります。お客様の要望に応え副葬品として可能な限りお棺の中に入れるように努力をしていますが、お客様の希望通り叶えてあげることが出来ないこともあるのです。

お亡くなりになられた方の好物を副葬品としてお棺の中に入れることよりも、お供えとして飾ることのほうが制約は圧倒的に少ないのです。祭壇の周りだけでなく、葬儀会館のロビーや遺品展示コーナー、そして控室もお供えとして飾ることができます。
さらにお供えはお葬式が終わってからも、仏壇やお墓の前にも飾ることができます。
つまり、半永久的にお供えができます。
以前より、何度もこの「感動葬儀。ブログ」で取り上げたとおり、供養の究極の目的は「お亡くなりになられた方を忘れないこと」です。
お亡くなりになられた方の好物を忘れないであげることも供養の本質なのです。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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