社長の平均年齢

日本の社長の平均年齢は2024年時点で60.7歳です。
私が社長に就任した20年前の2005年は57歳でしたから、20年の間に平均年齢が3歳上がったことになります。
社長の平均年齢は1990年から毎年上昇が続いており今後も上がっていく予測です。
社長の平均年齢が上がるのは事業承継をしたくても、後継者がいないという理由も大きな理由の一つです。
世襲するということでも、ひと昔と違い、晩婚化などで子供をつくるタイミングが遅くなり、一般企業の定年に達する年齢になってもまだ子供に事業を継承できるような年齢に達していないことにもなるのです。
私自身も長男が生まれたときは私が36歳の時でしたから、事業承継の時期は早くても65歳くらいでしょうか。
社長が高年齢になるということは健康上のリスクが高まることは間違いありません。
日頃から健康維持のための運動などをしていてもリスクは突然やってくるのです。
結果的に社長の突然の逝去に伴い会社の存続ができなくケースもあります。
社長が健康でいることは企業にとってとても重要な事柄であり、突発的におきるトラブルに対応できる代役が立てられる企業は強いのです。

私は今年で50歳を迎えます。
まだまだ、社長の平均年齢からすれば10歳は若いのですから、健康に留意して駆け上がっていきます。
といっても、もうそろそろ事業承継の準備をしておかないとあっという間に平均年齢に達し、いつまでも社長が辞められない、平均年齢をやみくもにあげてしまう部類の人間になってしまいます。
私が社長の平均年齢を超えない間に事業承継できるのは理想ですが、おそらくこれからもずっと社長業をやつづけなければならないのが現実です。








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