内需依存型産業

葬儀業は究極の内需依存型産業だと言われています。

内需依存型産業とは国内市場を中心に行われる産業のことで主に

建設・不動産、小売業、サービス業などがそれに該当します。

葬儀というサービスを文化の違う諸外国に輸出することはとても

難しく、私たちが諸外国に活動の拠点を設置しても果たして外国の方

が受け入れてくれるのかということはとても難問です。



内需依存型産業のデメリットは 何といっても日本という国の国力以上

に産業が発展しないことです。輸出に頼ることができる外需依存型産業

ならば、仮に国内で製品が売れなくても海外で売れれば良い訳であり

ますが、内需依存型産業はそのようなことは期待できまません。

葬儀の仕事というのは日本の死亡者人口以上の需要は無い訳ですので

人口の減少という問題はとても頭の痛い課題なのです。




内需依存型産業の良い点として為替の影響の少ないことですが、近年の

円安や主な仕入れ先である中国や東南アジアの物価上昇は仕入れの

価格を大きく押し上げています。

結果的に適正な利益を出すには価格を値上げすることが最善な方策

なのですが、同業者間の競争の激化により、安易に値上げも出来ない

のが葬儀業界の現状です。



それでも、業績が上がっている葬儀社は上がっているのです。

お客様のニーズや時代のトレンドにあった商品を提供出来ている

本物のサービスが出来るところです。そしていつの時代もお客様の

「心に響く葬儀」が出来ているところです。

フューネの「感動葬儀。」も名前負けをしていないことを

痛切に願っています。

葬儀社は内需依存型産業の上にさらに地域を限定した

コニュニティ企業です。

地域社会の中でいかに私たちを必要としてくれるかと関係性が

すべてであり、地域の発展が会社の発展に直結するものなのです。



















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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