エンディングノート信託

終活をする上で、一番大切なことは、自分自身をこれまでの人生を

振り返り、冷静に見つめ直し、その上で自分の死後に遺された方に

何を託すのかを決めておくことに尽きるかもしれません。

もっとも残された人生を豊かに送る為の終活ともいえますので、

この観点から言えば、ちょっと違うように感じる方もいらっしゃると

思いますが、豊かな人生の先に死後の現実がある以上、避けて通る

べきではないのです。


とにかく、「終活をしたい」とお客様からご要望を頂く時は、

「エンディングノート」を書いてください

と言うようにしています。

これまでの人生を振り返り、これからの人生をどう生きていくのかを

考えるには今のところ最適な手法だと思っています。

実際にエンディングノートを完成させれば、それはその人にとっての

「自分史」の完成であり、自分の死後に子や孫が保存して

おきたいと思う大切な文献に変わっていくのです。

しかしながら、ある調査ではエンディングノートを何かしらの方法で

取得しても実際に記入をされる方はわずか1.3%という現実があるの

も事実です。その調査結果からわかるように誰もが書けるものでは

無いという事実に私たちは正面から向き合っています。

その結果出てきた解決方法は終活のプロである私たちがお客様と

「一緒に書いてあげる」ことなのです。

お客様と一緒に書いていく内にだんだんと強くなるお客様の自身の

想いを文字にすることで「想いが見える」ようになり、

やがて自身の死後に何を不安に思っているのか、何を託していきたい

のかが解ってきます。それを文字にすることがエンディングノートの

効用なのです。



せっかく、エンディングノートが完成しても子や孫が葬儀の後の遺品

を整理する時にエンディングノートを発見してもそれは時すでに遅し

という状態です。実際にこのような残念な結果になるお客様はびっくり

するくらいたくさんいらっしゃいます。



フューネではこのようなことにならないように

「エンディングノート信託」

という新しいサービスがあります。

お客様と一緒に書いたエンディングノートを死後の指図書として

そのまま使用し、それに係る費用をあらかじめ信託口座で保全

するのです。指図書であるエンディングノートに書かれた内容を

実行するのは託された私たちフューネが行いますが、お客様の

指図通り、実行しているか亡くなられた本人に代わり監視する

弁護士の先生を付けるのです。もしも、お客様の指図通り

葬儀を実行しなければ私たちは葬儀代を貰えないという制約が

そこに生まれます。





実際にお客様にこの新しいサービスをご紹介をすると非常に

興味を持たれます。終活という活動をすればするほど、

自分自身が死後においては無力であることにお客様自身が

気づいて頂けた証拠です。

この部分を完全に補う「エンディングノート信託」は確実に

終活をするお客様のニーズを捉えている新商品なのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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