守・破・離

「守破離(しゅはり)」という言葉はご存知でしょうか?

もともと「守破離」という言葉は、不白流茶道開祖の川上不白(江戸時代中期・

後期の茶匠)が記した『不白筆記』(一七九四年)に見られ、茶道の修行段階

を教えたものでですが、転じて日本の諸武芸に於いても修行の段階を

説明する言葉として使われています。



日本人が大切にしてきた「道(どう)」の精神は剣道・柔道などの

武道から茶道・華道などの文化まで永遠に終わることがないもの象徴

として使われます。

この「道」を極める為に習得する段階を3つに分けたもの

「守・破・離」なのです。



「守」とは師匠の教えを正確にかつ忠実に守り、物事の基本

作法・礼法・技法を身につけること。

「破」とは、身につけた技や形をさらに洗練させ、

自己の個性を創造する段階のこと。

「離」とは「守破」を前進させ、

新しい独自の道を確立する段階のこと。

「守破離」を忠実に守ることこそが、物事の成就への唯一の道なのです。




ところで、「守破離」の原則は社員教育にとっても

非常に役に立つ
原理原則です。

入社当初はだたひたすら上司や先輩について基本動作や基礎知識を学ぶ

「守」の実践のみ。

そして、ようやく一人でお客様に接することができるようになってくると

「破」の実践がもっとも重要になります。

会社で上席の役職につく頃には「離」の実践をしなければ、お客様に対しても

部下に対しても魅力が無くなってしまいます。

仕事も永遠に終わりのない「道」の追求であることに変わりません。




私の目指すは「葬儀道」

いつまでもけっして終点に到達することのない「道」ですが、

フューネはいつまでも「独自」の道を確立し新しい葬儀のカタチ

世の中に提案しつづけることが役割です。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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