礼儀

「礼に始まり、礼に終わる」

これはお葬式をはじめすべての儀礼に共通する儀式のイロハです。

そもそも葬儀とは「葬送儀礼」の略語であり、儀式のひとつひとつに

重要な意味があり、儀礼を形成しています。

儀礼を構成するものは字のごとく「礼儀」であり、礼儀がすべて

といっても過言ではありません。

ですから「礼に始まり、礼に終わる」という格言で言い表せるのです。



ところで「礼儀」とはなにかということですが、大きく5つの要素から

構成されています。

「挨拶」「服装」「言葉づかい」「態度」

そして「順序」

礼儀と聞いて挨拶の重要性や服装のマナーはすぐ思いあたるのですが、

実はこの5つの構成要素の中で最も大切でもっとも思い浮かばないのが

「順序」なのです。

席の順番、儀式の進める順番、挨拶に行く順番などなど。

人と人がケンカするような揉め事の殆どが実はこの「順序」が守られていない

ことが原因なのです。

電車を待つときの列の割り込みやレストランでの食事の提供順位が違うという

ことから、結婚式の席次の手違いや葬儀の焼香順位の手違いなどなど・・・

思いあたるだけでもたくさん出てきます。




礼儀を身に着けるにはまずは「順序」から身につけてはいかがでしょうか。

そうすれば「あの人は常識のない人」という陰口を

言われることは格段に少なくなるはずです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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