テレビ・冬の時代

昭和の高度成長期にはテレビは高価なものであり、

家の中心に必ずありました。一家に一台というよりも近所に一台と

いうくらい、テレビでのスポーツなどの国民的行事に隣近所の

人々が集いテレビを鑑賞した時代は古き良き時代でした。

現代はテレビは一人一台から、一人で何台も所有していることが

珍しくもなく、またドラマなどの番組を録画してリアルタイムに

鑑賞することが少なくなってきました。加えて、インタネットの環境

さえあれば、オンデマンドで好きな時に好きな番組を観ることが

できる環境が整ってきて、テレビの価値は昔ほどの価値感が

形成されないようになってきました。

テレビは今後、冬の時代だと言われていますが、テレビそのものが

無くなる訳ではありません。

但し、テレビの優先順位が低くなっていくことは間違いのない

事実ではあるのです。





テレビと言えば、テレビドラマでのお葬式の情景は昔とほとんど

変わりません。

寺院や自宅が葬儀会場になっていることも時代にあっていませんし、

通夜や葬儀の際の形態は現実のお葬式とはかなりかけ離れているの

です。

テレビが流す映像は多くの人々にその事実が合っていても間違って

いてもイメージのインパクトを与えます。

言ってみれば流行を作るのもテレビの役割ですし、間違った情報を

あたかも正しい情報にすり替えるのもテレビの持つ力です。

双方向の情報共有が当たり前になってしまった現代で、一方通行の

情報を流すことの意義が問われているのです。




お葬式のトレンドもテレビが放映した有名人のお葬式やお葬式の

特集が大きく影響をしてきました。

葬儀社である我々がいつも注視しているテレビであって欲しいもの

です。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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