喧嘩に巻き込まれて

意見の相違や感情の不一致から来る人と人のコミュニケーション

の悪化は時として喧嘩に繋がります。

喧嘩というものは何かしらの方法で相手を攻撃することになり、

心理的には無傷ではいられない状態になります。

なるべくなら喧嘩は避けたいものですね。

争いごとは国家と国家であれば戦争にも繋がりかねないのですから。





実は葬儀を通じての喧嘩は頻繁に起きます。

夫婦間、兄弟間、親戚の間などなど・・・。

主に葬儀の考え方が個々に違ったり、それを合わせて方向性を

決めるときにおきます。葬儀とは、おもてなしとは、寺院様に

対する考え方等々と意見の相違から始まる喧嘩がやがて普段の

不平や不満まで発展してしまうこともよくあります。

お亡くなりの方の看病などで疲れていて精神的にも肉体的にも

余裕の無い状態では怒りの沸点はどうしても低くなりがちになり、

喧嘩の口火は簡単に切られてしまうことも多々あります。




葬儀社の社員は担当するお客様の喧嘩に残念なことに

巻き込まれてしまうことが多々あります。

巻き込まれる巻き込まれないと論ずる前に目の前で突然発生する

喧嘩は仲裁をしなければならないこともあります。

そして、小さな喧嘩が大きな喧嘩に発展するとも葬儀社の担当員

としてはもうどうにも出来ないことになってしまいます。

また、相続を控えている中でちょっとした口喧嘩がドロドロの

相続争いに繋がってしまうことにもなりかねないのです。




喧嘩に巻き込まれて一番困るのは争っている双方から

「葬儀屋さんどう思う?」

という意見や同意を求めてくることです。

立場上どっちの味方もできないことが多いのですが、味方にしようと

意見を求められるのは本当に厄介です。




頻繫に目の前で起きるお客様の喧嘩を対処することも葬儀の現場では

葬儀社の社員としてやはり重要なことなのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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