研修生



上の写真はフューネの新入社員がつけている名札です。

フューネの社員として最低限知らなければならない基本的な事柄を

マスターしていない内は「研修生」という目立つ名札を

付けています。

「研修生」だけでは可哀そうだから、名前を入れて欲しいという

フューネの社員からの要望もありますが、まだまだお客様に名前を

覚えて貰うに値するサービスが提供できない内は名乗るに及ばないと

いうのが私の考えから写真のとおり、「研修生」のみの表記です。

「研修生」という名札はすべてはお客様の為に付けています。

本来、フューネの制服を着ていれば、お客様からすればすべてが

葬儀のプロである訳です。結果的に葬儀の相談やお問い合わせに

対し的確な答えを出さなければならないのです。

しかし、「研修生」という名札を付けた社員に対してはそもそも

難しい質問はされませんし、仮に質問に対する対応が的確でなくても

お客様が許してくれるものです。

それどころか、「頑張ってね」というありがたい言葉も

かけて頂くことが頻繁にあり、とてもありがたいものです。

お客様の為と言いながら私たちお客様から恩恵を受けているという

この実態はありがたいのですが、そうかといって甘えてばかりでは

いられません。

本来は研修生レベルのサービスしか提供できない内は現場に出すことは

いけないはずです。しかし幾ら机の上で勉強にしても現場で学ぶことの

ほうが数段、役に立つことが多いのです。

だからと言って、「研修生」だからという甘えをお客様に強いることは

本来絶対にあってはならないのです。特に葬儀というお亡くなりの方に

とって一生に一度きりのやり直しが効かないという特性上、研修生が

葬儀担当を持つことが本来やるべき判断ではありません。




フューネのサービスの質が上がれば上がるほど、実は研修生の実地訓練

をする機会が減っています。これでは将来会社を担う人的な資源を確保

できません。フューネでは悩み抜いた上で通常のサービスレベルの

価格帯よりもはるかに割安のサービス価格帯の商品をご用意しました。

但し、このお葬式は研修生の実地訓練の場として使用しています。

つまり訳アリ商品です。しかし、葬儀の担当をする以上、一定レベル

以上のクオリティは保証しますし、研修生が一生懸命担当をする為に、

お客様の満足度は非常に高いのが実情です。

あくまでフューネのクオリティから比べれば若干劣るだけであり、

多くの他の葬儀社から比べれば、品質には自信があります。




一概に「研修生」と言っても新入社員ばかりではありません。

私も社長として未だに研修中ですし、役職を頂くことで研修は自動的に

はじまります。研修生にとって絶対に忘れてはならないのは

「向上心」であり、「一生懸命さ」なのです。

これがなければ、お客様に大変な失礼だけを与えている最悪の

状態ですから。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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