未亡人の社員達

辞書によると「未亡人」とは夫に先立たれ、再婚していない

女性のこと。語源は古代中国、妻が夫に殉じなければ

ならなかった時代、妻(自分)だけが生き残っている事を恥じる

意味の言葉であり、夫が死んだら妻もこれに従うという観念の中で

生まれた言葉とのことです。

ご承知のように現在では男性の平均寿命よりも女性の平均寿命のほうが

圧倒的に長いという事実もあり、未亡人になる女性の数のほうが

圧倒的に多いのです。妻が先にあの世に行くといったケースももちろん

ありますが、残された後の逞しさを考えると女性が残されたほうが

幸せなのかもしれません。




大変残念なことですが、フューネで働く社員で夫が先にあの世に

行ってしまった人が7人もいます。

特に最近比較的若くして夫を失ってしまい未亡人になってしまう

ケースが多発しました。

家庭が円満でなければ少なからず仕事に悪影響が出る中での

不幸は私とっても悲しい出来事であることには変わりはありません。

しかしながら、葬儀社の社員として救いを求めて相談に来られる

お客様の相談相手としては適任な部分も否定できないのです。

葬儀の相談の要諦としてはやはり、お客様の抱えている悲しみや

悩みに共感できることはとても大きな要素です。

結果的にお客様からの信頼も厚いのです。




自宅に帰った時に一人という社員もいます。

仕事の上ではとても元気に振舞っていますが、突然の淋しさに襲われる

こともあるでしょう。

まずは悲しみの持つ社員を元気に働かせてあげらる環境を作ること。

それが結果的にお客様の悲しみを和らげることができるものだと

信じています。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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