経世済民

先日行われた参議院選挙で圧勝した自民党は参議院でのねじれ現象を

解消しました。安倍内閣の支持率も発足以来、高い支持率を保っている

のはいわゆる「アベノミクス」といわれる経済政策が国民に認められて

いるからでしょう。やはり、景気を良くして生活を安定させることが

一番の施策なのです。ただ、忘れてならないのは私たちの命を守る

国防施策があってからこその景気対策です。安心・安全が保証されない

限り、経済の安定は無用です。



さて、経済という言葉は「経世済民(けいせいさいみん)」

という言葉の略語です。言葉の意味は

「世をおさめて民を救う」

という意味であり、国民を救う数々の施策こそ真の経済だと言えるのです。





アベノミクスの反動として今、電気料金やガソリンをはじめ、食料品も

含めて物価が上がっています。物価が上がっていくならば、それ以上に

給与が上がって行くならば何も問題はないのですが、一部の方を除いて

果たして給与水準が上がっていくのかという心配があります。

本当に「民を救う」施策でなければ本物の経済ではないのです。




経済誌などで葬儀業界は「景気に左右されない業界」

とよく紹介されていますが、葬儀社を経営する私からみれば絶対に間違って

いると思います。フューネの歴史の中でも、一番利幅の多い時代はバブルの

頃でしたし、景気が悪ければやはり客単価は伸びません。

ただ、他の業種を比べて恵まれているのは景気が悪くなったからといって

葬儀件数が急激に減少する訳でありません。しかしながら、逆に景気が

良くなったといっても急激に葬儀件数が増えるものではありません。

つまり良い意味でも悪い意味でも葬儀件数は「安定」している

のです。

ですから、景気が良くなれば儲かるし、悪ければ儲からないことは

事実であり、他の業種を全く同条件なのです。

つまり、景気は良くなって欲しいと願うのは一緒なのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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