「きょうよう」と「きょういく」

「きょうよう」「きょういく」はご存じですか?

通常は「教養」と「教育」と解釈すればよいのですが、

ここでは「今日の用事」と「今日行くところ」と解釈します。

「今日の用事」で「きょうよう」、

「今日行くところ」で「きょういく」と言う意味ですが、

これは高齢者の問題点を指摘する時によく用いるシャレなのです。

現役を引退した高齢者にとって切実な問題は

「朝、起きてもすることがない。

行くところがない」

といった方が多いのです。

日々忙しい私からは考えられないようなことですが、現役時代に

忙しい仕事人間であればあるほど、このような問題に直面する

ことが多いのだとか。

仕事上のお付き合いも大事ですが、それ以外のお付き合いをして

おかないと私も他人事とはいえません。




考えてみれば、誰もが今日する用事がある訳ではなく、誰もが

今日行くところがある訳でないということなのです。

本来、忙しい、忙しいと言っている間は本当に贅沢でありがたい

至福な時間なのでしょう。

そういった意味では私は本当に幸せです。




高齢者にとって、病院の通院も友人のお葬式もある意味楽しみな用事

です。それを証拠に葬儀の最中に大きな声で友人との久方ぶりの

談笑を大きな声でされている場面にしばしば出会います。

当人は気づかないけれど、周りの方は本当に迷惑であり、葬儀社の

社員としてもご年配の方に注意をするのもちょっと勇気がいる

ものです。くれぐれもTPOだけは気を付けて楽しく過ごして頂きたい

ものと思います。













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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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