眼鏡

人間の体の中で、最も早く老化現象が起きるのが「目」だと

言われています。10代の前半で起きてくると言われていますが、

昨今のテレビパソコン・ゲームなどの普及で実際には6歳くらいから

目が悪くなる人が多いのです。

思えば私も小学校の低学年の頃から、眼鏡をかけていました。

今では裸眼では日常の生活が出来ないくらい目が悪いので、

眼鏡が手放せません。

眼鏡は最早、体の一部だと言っても過言ではありません。



人生の大半で眼鏡をかけてきた人にとって眼鏡はその人そのものである

とも言えます。その人にとって人生の終焉を迎えた時には遺品として

「愛用の眼鏡」になるのです。

多くのご遺族の皆さまからお棺の中に入れてあげたいものとして

「眼鏡」をリクエストされます。お亡くなりになられた方の象徴とも

言える愛用の眼鏡を入れてあげたいという感情は当然といえば

当然のことです。しかしながら、眼鏡は火葬場の規約により、入れる

ことが出来ないのです。実際にこっそり、入れてしまうお客様も

いらっしゃるのですが、収骨の際に眼鏡のフレームはそのまま残って

しまい、火葬場から怒られますし、さらに問題なのはレンズが溶けて

骨と骨がくっついてしまいます。




眼鏡を入れて火葬をすることはできませんが、お棺の中に入れること

はいけないという決まりはありません。火葬炉の入る直前までに

お棺から出せばよいのです。ただ単に「入れられません」という

葬儀社の対応が多い中で、できる限りのお客様の心情を汲んだ

対応をすることがとても大切なのです。それが「感動葬儀。」

に繋がっていくのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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