読み返し

以前に読んだことのある書籍でも、時が経ちあらためて読み返して

みると以前には気づかなったことが発見できたり、前回とは感じ方

が変わって受け取る私たちの答えが違ってきます。

特に名作と言われる小説は読むごとに様々な発見があったりして

とても楽しいものです。

自分自身の成長や社会的な立場によって感じた答えが違うことが

「生きている」という証なのかもしれません。




葬儀の司会者にお客様から、お手紙を朗読をして欲しいというご要望

を多々頂きます。

お亡くなりの方にあてて書いたお孫さんからのお手紙であったり、

お亡くなりになられた方が生前に書きしたためたお手紙を自身の死後に

遺された人々にメッセージとして読むこともしばしばあります。

数年前から10年以上前に書いた手紙を読んで欲しいというお客様の

ご要望もあります。

手紙を書いた本人にしてみれば、今の考え方では必ずしも無いかも

しれませんが、随分前に書いた手紙を読み返すことで発見する何かが

あるのでしょう。




仏教の経本の中には、弟子たちに方向性を示した文章や手紙が

あります。これを繰りかえして読むことで方向性を間違えずに「教え」

が何百年と伝わってきているのです。大切な伝えは

何度も読み返すこと。

感じ方は人それぞれで、その時その時の気持ちが入り変わるかも

しれませんが、それもまた良いことです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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