同居のほうが珍しい

お葬式のご依頼を頂く必ず確認しなければならないのはお亡くなりの方

の本籍地と現住所、そして喪主の現住所ならびに主要な関係者の皆様

の現住所です。結論を先に申し上げますと、

ほとんど現住所がバラバラです。

昨今の家庭事情は現住所がバラバラになっていることのほうが当たり前

であり、現住所が一致するほうが珍しいことです。

私が葬儀業界に入った約30年前には親と同居のケースは

結構ありましたが、本当に親と現住所が一致していることの希少性が

現在はあるのです。

長い間ずっと親と同居してきたという方でも晩年にいわゆる老人ホーム

に入居する時は現住所を施設の住所に移転をしなければならない

ルールがあるのでこのような場合も現住所がバラバラに

なってしまうのです。



かつては親戚の方も実家の近くに住む傾向にありましたが、

最近ではそのようなことも無く、住んでいる場所もバラバラです。

結果的に、葬儀会館を選ぶ時に誰の家から近いところで選ぶかと

いうこともバラバラです。

もっとも、自宅から近いという理由で葬儀会館を選ぶ必要が家族葬と

いうお葬式の形態が主流の現在ではあまり気にしなくていい選考基準と

なってしまっています。


そもそも、親戚はおろか家族さえも何かあった時に集まれなくなって

しまっている住居が増えており、そうした背景からお葬式が発生した

時は葬儀会館に病院から直接お入りにならなれることを選択する

お客様が今や大半を占めているのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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