巻き込み禁止

硫化水素を発生させて自殺することが大事件になっています。

先日は昨年オープンしたばかりのザ・ペニンシュラ東京でも宿泊客が硫化水素を使い

自殺し、多くの宿泊客が避難する騒ぎに。

周りをも巻き込む有毒ガスを使った今回の自殺騒動は

ネットから情報を得て実行されたとか。

この手のネット管理者には自殺幇助の罪で厳しく取り締まってほしいです。

洗剤と入浴剤を混合させて出来てしまうこの有毒ガスを

排除するのはなかなか難しいということですが、

巻き添えになった方まで死に至るケースもあり、

運よく命拾いしても後遺症が残ることもあるそうです。

お願いですからこうした回りを巻き込む可能性が高い自殺はやめてほしい。

さて、葬儀社の立場から発言させて頂くと、練炭自殺や車の排気ガスを使って

亡くなった方のお顔はいつも見てもとっても苦しそうで見るに耐えません。

変わり果てた姿での対面は残されたお身内の方にとって辛いでしょう。

仮に飛び降り自殺でも、列車飛び込み自殺でも多く人を巻き込んでしまうと

いうことに変わりはありません。

私は出来れば自殺でお亡くなりの方のお葬式はやりたくない。

実際には自殺したことを隠して行なうお葬式の多いこと。

本当にご遺族のみなさんは辛いですよ。

とはいえ、なにかとストレスの多い現代社会では

自殺が男性では20歳代後半から40歳代前半まで、

女性では20歳代前半から30歳代前半まで死因の第1位

となっている現実があります。

ひとりでも 親から貰った命を粗末にしないようにして頂くことを願うばかりです。

誰しも命は次の世代に繋いで行く責任があるのですから。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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