- お葬式の知識
孤独死は間違いなく増えている
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今では誰もが持っている携帯電話。
一人一台という方以外にも2台・3台と所有している方が大勢いらっしゃいます。
私も仕事用とプラベート用の2台を所有していますが、
今は「仕事」「プライベート」という区分けよりも
「通話用」「ブログ・ツイッター用」という使い分けになって
きてしまいました。
i Phoneの爆発的なヒットにより、携帯電話はもはやパソコンの
機能すら超えているような現状です。
それに伴い、携帯電話中毒症も。
携帯電話をうっかり忘れてしまうとどうも落ち着かない私も中毒者の一員です。
最近、お客様より「携帯電話をお棺の中に入れたい」
という声がしばしば複数お客様からご要望を頂くようになりました。
ご承知の通り、
燃え残るものはお棺の中には入れられない
という火葬場の厳格のルールがあり、お入れすることは出来ないのですが、
携帯電話をお棺の中に入れたいという気持ちはわからないでもありません。
思えば私もほとんど毎日24時間、肌身離さず持っている道具ですから、
亡くなられた方の愛用のメガネや腕時計、杖や入れ歯と
同じような感覚で間違いないと思います。
このような道具は道具という感覚よりも「体の一部」という感覚の
ほうが合っていると思います。
加えて携帯電話もお客様の「体の一部」として取り扱ったほうが最早、
適切な対応だと思います。
さて、「体の一部」と表現した前述の道具はほとんどの場合、
残念ながらお棺の中には入れることができません。
メガネは溶けてしまい、遺骨についてやっかいですし、腕時計も金属そのもの。
入れ歯はやはり火葬の後にそのままの形で残りますし、せめて杖はと
思いますが殆ど杖が今は金属でできているのです。
入れたいけれど入れられない体の一部というべき道具はしばし、故人様の
お近くに飾り、ご遺族さまに納得して頂くことが精一杯の対応です。
愛用の携帯電話も枕元に飾っておく。
残された家族の心情を思えば、せめてあの世に一緒に持っていって
もらいたいものですよね。
願わくば亡くなれた大切な方よりあの世から家族に電話を掛けて
貰いたいものです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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