祭壇を飾る




葬儀の会場準備の中で一番時間と神経を使うのはやはり、祭壇の

設営でしょうか。自宅や寺院での主流の頃はメインの白木祭壇は

会場まで運んで組み立てを行っていましたが、葬儀会館が主流の

現在はメインの祭壇は固定式か祭壇にキャスターがついており、

簡単に設置が出来るようになりました。






祭壇の設営の中で一番時間のかかることは花を飾ることです。

これも、あらかじめバックヤードで挿して会場でドッキングして作る

ような設営と、会場で一本一本花を挿していくような方法があります。

フューネでは基本的に祭壇の花を葬儀の会場で一本一本挿していく

方法が主流です。

「一本一本心を込めて挿す」

ということが大前提であり、その人らしい祭壇に仕上げるには

このやり方です。



どのような方式をとっても最後は設営の現場での調整になるのですが、

やはり、作り手のこだわりが発揮されるところです。

祭壇は宗教儀礼に基づいて、一定のルールのある中で、お亡くなりに

なられた方の「その人らしい」ことを表現することが大切です。

お客様が祭壇をご覧になられて感動をして頂くのは、大きいとか

ゴージャスとか立派とか言う前に「その人らしい」ことが

大切なのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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