お花の少ない葬儀

お花の持つ「癒し」の力はとても大きいものです。

葬儀においてお花を手向けるという行為は死者に対しての

敬意であり、そして安らかに眠って欲しいという供養のカタチ

そのものです。

お花を手向ける行為は人類の始まりと同時に行われたものであり、

ネアンデルタール人の遺跡で人間の骨の周辺から花粉が見つかった

ことで証明をされています。




お花を手向けることの行為が重要であり、花の量について云々という

ことではないのですが、最近のお葬式ではお花の量が少ない葬儀が

増えています。葬儀の祭壇の小規模化や供花として皆さまから出される

お花が家族葬などで減っています。

お棺の中にお花でいっぱいにするにはある一定量のお花が必要であり、

それを祭壇など飾ってあるお花で賄うのは厳しい場面が往々に

してあります。

祭壇などは華美でなくても良いが、お棺の中にはお花をいっぱい

入れたかったというお客様の失敗談を無くす為に、私たち葬儀社は

お花の飾りが少ないお客様にはあらかじめお棺の中に入れるお花を

別でご用意して頂くご提案をします。

もっとも、この提案を受け入れて頂くことも費用の掛かることであり、

すべてのお客様が受け入れてくれることではありません。




故人を送る時には一定量のお花が無いとさみしいことは確かです。

お花が葬儀の会場に溢れている時は気づかなくても、少ない時は

要注意なのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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