キャッシュレス時代とお葬式

今年の10月に消費税が10%に税率がアップするのに伴い、

現金以外の方法で決済するとキャッシュバックが受けられるという

何とも不可解な政策を国が推進します。

増税の影響で景気悪化を避けることと、キャッシュレス化が主要国と

比べて遅れている日本の現況をインバウンド対策も含めて行なうと

いうものです。最近はORコード決済という新たな決済方法も誕生して

消費者にとって決裁方法を何を使うのかということも「迷える」ほど

多彩です。



お葬式の支払いでもキャッシュレス化は徐々ではありますが、

進んでいます。

クレジットカードで葬儀代金の支払いのできる葬儀社は近年飛躍的に

増えてきています。フューネでは20年以上前からクレジットカードで

葬儀代金の支払いができるのですが、最近の利用率は

上がり続けています。

インターネット上のサイトではお寺様のお布施もクレジットカードで

支払い可能なサービスがある昨今、お葬式もキャッシュレス化は

無関係ではないのです。



お葬式では弔問者が持参する「香典」。

当然のことながら現金ですが、この先、ORコード決済が普及する

ことで、キャッシュレスで香典をお支払いすることの出来るサービスは

実現可能なことです。

先日、東京のあるお寺様が賽銭箱の上にORコード決済が出来るORを

掲示してニュースで話題になっていました。

お賽銭もご香典も充分にキャッシュレス化に進んでいく可能性は

あるのです。



結婚式もお年玉も冠婚葬祭に関わるお金は基本現金でやり取りする

ことが今後も大勢を占めると思うのですが、

LINEPAYなどの送金の仕組みを使えば、簡単に親から子供に

お小遣いを渡すことがすでに出来る世の中であることを考えると、

お年玉袋そのものが無くなってしまうことも否定できません。

私たちが想像している以上にキャッシュレス化は早いのかも

しれないですね。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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