食事を共にするということ。

食事というのは人間が生きていく中で、単に栄養を補給するという

行為ではなく、五感を使って楽しむものです。

さらに、会食となると誰と食事をしたかということが一人で食事を

することの何倍も楽しく、共感や連帯感が生まれてくるのです。

大変残念なことに新型コロナウィルスの影響で会食ということに

私たちは多くの制約を受けることとなりました。一度に多くの方と

話しが出来る立食パーティーなんてものは完全に新型コロナウィルス

が収束しない限り難しくなってしまいました。

今、新型コロナウィルスと上手に付き合っていくことを意味する

「withコロナ」というキーワードがささやかれていますが、人と人とが

共に食事をすることにこれまで以上に工夫が必要でしょう。

それでも食事を共にするということは人間の営みの中では必要不可欠な

大切なことだと思うのです。



以前ブログ記事で再三、食に関する様々な角度から書いてきましたが、

やはり冠婚葬祭にとっては「食」というものは切っても切り離せない

ものです。しかしながら、今回の新型コロナウィルスは食を無理やり

切り離そうとしています。

コロナ禍の葬儀の現場では確かに食事の機会は減っていますが、

それでも家族が食事を共にしている時の楽しそうな笑い声はお葬式を

通じて集まった家族や親族の結びつきを再確認させて頂ける確かな

ものです。

食事を共にするということの機会を大切に考える時を今迎えている

のです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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