大ローマ展

先日の休みに愛知県美術館で行なわれている「大ローマ展」

行ってきました。いつものことですが、行こう行こうと思っていても何かと

日常の忙しさを理由に会期ギリギリに滑り込みセーフとなってしまうものです。





展示会の公式ホームページはコチラ↓
http://event.chunichi.co.jp/roma2010/highlights/story2.html



紀元後79年、ナポリ近郊のポンペイを襲ったヴェスヴィオ火山の噴火に

よって、厚い火山灰の下に一瞬にして埋もれてしまったポンペイの街。

しかし、18世紀以来の発掘によってポンペイはありのままの姿で

現代に姿を表わします。

2000年前のローマ人の暮らしがそのままの形で出土した多くの

彫刻の像フレスコ画が今回の展示会のメイン展示です。

日本でここまでの規模で行なうローマ展は初めてだそうです。

2000年前に書かれたとは思えないフレスコ画の鮮やかさに驚きでした。

ポンペイの街に埋もれていたモザイクの噴水は色鮮やかで

2000年前のローマの大邸宅がよみがえってきたように感じました。



私は数年前より塩野七生著「ローマ人の物語」を文庫本で

現在発売中の37巻まで大変楽しく読んできていますが、毎回文庫本の

表紙を飾る硬貨の実物が今回の展示会で見ることが出来たのは

大変うれしかったです。

イタリアに行かなければ見ることは叶わないと思っていましたから。


【文庫本表紙はアウグストゥス金貨。今回、展示されています。】


硬貨に施された装飾は現代でも通用するほど高度な技術であり、

ローマ人が作った経済の基本は脈々と現代までも伝わっているのです。

帝国に力がある時代の硬貨は良質であり。力が無い時は悪質なものが

流通するということをローマ帝国が歴史の中で証明しており、

「ローマ人の物語」を通じて学んだ事実です。

ローマの経済学は現代でも通用するからおもしろいのです。




大ローマ展は3月22日まで。

残すところあとわずか。

興味のある方は是非、足を運ばれてはいかがでしょうか。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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