長生きの先に

最新、2014年の日本人の平均寿命は男性は80.50歳

(13年80.21歳)、女性は86.83歳

(同86.61歳)でいずれも過去最高を更新しました。

女性の平均寿命は3年連続世界一であり、これからも平均寿命

は延びていくと推測されています。

平均寿命が延びるということは長生きを出来るということであり、

この世にいられる時間が増えることは本来多くの方にとってうれしい

ものです。

しかしながら、多くの方が口にしているのは長生き出来ることの

うれしさよりも「不安」が募る気持ちです。

まずは長生きするが上で一番心配するのは金銭のことでは

ないでしょうか。およそ、65歳で定年を迎え、平均寿命まで生きた

としてまあ平均的な日本人の暮らしをしていく仮定するとおよそ

6000万円必要と言われています。夫婦2人で単純に倍とは

言いませんが1億円はかかると見ていいでしょう。

当然のことながら、年金の受給だけでは賄える金額ではなく、定年時の

退職金を含めてもこれだけの用意が出来ない方がほとんどです。

結局のところ、65歳を過ぎても働くことが要求されるのが実態なのに、

働ける場所が限定される。そしてそれはあくまで健康であるという

想定での議論です。不安になるということは当たり前の話でしょう。




備えとしての保険が今、売上を伸ばしています。65歳を超えても

加入できる葬儀代を賄う少額短期保険や現役の時に年金のように

老後に受け取れる年金保険などなど・・・

フューネのお客様にご提案すること、多くのお客様が興味を持って

話を聞いて頂けます。

さらに資産があるからと言って保険は関係ないかというとそうでは

なく、今後も増えていくであろう自分の死後の相続税の支払い

の為に生命保険に加入されるお客様も増えています。




人間が長生きすることで発生するこれまではあまり考えなかった

金銭的なリスクは残念ながら、平均寿命が延びていく限り、

今後もますます増え続けることでしょう。

自分の死に対して全く資産を持たず生活保護の恩恵で淋しい

お葬式をされるお客様はただただ右肩上がりの現状を直面してして

いることを葬儀の現場で見ている私から言えば、若いからと言って

老後のことは関係ないという考えは全くの間違いであると強く

ここに断言しておきます。



お客様の「不安」を取り除くことが今、葬儀社の役割であると自覚

しています。豊かな人生を歩んで頂く為にも自分自身の

エンディングプランを早く考えて欲しいのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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