直江兼続

地元豊田市の法人市民税が9割減というショッキングなニュースも

もはや誰も驚かないくらいに経済状態が悪く、想像をはるかに超える程の

不況が押し寄せています。

トヨタ自動車も下期は赤字になるという見通しまでも。

連日、大手企業の人員削減のニュースが飛び交う中、

大幅な収益悪化に伴うリストラは「企業の存続」させる為には

必要なことだけど、安易に人員を削減することはいかがなものでしょうか?

さて、来年のNHKの大河ドラマ「天地人」の主人公は

直江兼続ですが、

彼の行なった施策は今の経済危機にも大変参考になると思います。

直江兼続は上杉謙信の家臣。徳川家康の天下統一後、

上杉家と西軍の大将であった石田三成とは特に親しい間柄であった

上杉家の領地は120万石から30万石まで減らされました。

当然、大幅な収入源の中領内には多くの家臣が残っていましたが、

彼は決して切り捨てることを選ばず、経済政策に力を入れたのでした。

例えば不毛の大地を美田に変えたり、銀山を開発したり、換金性の高い農作物を

生産したりしました。

直江兼続が多くの方から愛されるのは

領民を守る為にわが身を削って働く姿勢に魅力を感じるのです。

今と昔は違うといえど石高が4分の1に減らされる中で人員整理

行なわなかった直江兼続の心意気には経営者として

見習わなければならないお手本です。

2009年の大河ドラマに直江兼続が取り上げられることが

なにか不思議な因縁を感じます。

どのように描かれるのか、来年の大河ドラマが楽しみです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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