祖母の花鉢



フューネの葬儀会館「紫雲閣」の庭に置いてある

何も変哲のない花鉢。

ランの種類のこの鉢は毎年、小さな可憐な花を咲かせてくれます。

夏は涼しいところへ、冬は暖房の効いている暖かい室内へと

結構管理が大変です。

実はこの花鉢は今から12年前に他界した

私の祖母が大切に育てていた鉢なのです。

祖母が亡くなった後も「紫雲閣」で育てていましたが、

5年前に花の開花状況が思わしくなく今より何倍も大きな鉢から元気な部分を

移植したのがこの鉢です。

フューネで長年働いているパート社員さんが枯らさずに育てて

くれているのです。

寒い冬場は自宅に持って帰ってくれて、ちゃんと温度管理をして頂いた

おかげで今でも毎年花が咲くのです。

「(あなたの)おばあちゃんが大切に育てていた

鉢を私が(フューネで)元気に働ける内は

枯らしたくない」


と育ててくれているパート社員の言葉。

本当にありがたい言葉です。

祖母が亡くなって12年の歳月が過ぎましたが、

未だ祖母の代わりに生き続けているいるものがある。

この花鉢に感動を頂きました。

願わくば出来る限り、

花鉢もパート社員さんもフューネで現役でいて欲しいものです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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