2016年出生数が100万人を切りました。

厚労省が公開した「平成28年(2016)人口動態統計の年間推計」に

よると、日本の出生数が100万人を切ったことがわかりました。

この推計によれば、2016年の出生数は98万1千人で、昨年の

100万5千人から2万5千人減少しました。

出生数が100万人を切ったのは、明治32年(1899年)に近代的な

人口統計が開始されてから初めてのことです。

「100万人」という座標は年間の出生数が100万人を切ることの

衝撃よりも、これからさらに出生数が減って、死亡数が増えていく

ことが加速していく転換点であるということです。




一方で、死亡数は129万6千人となり、昨年の129万人から6千人

増えました。これからも増えていくのです。

昨年一年間で日本の人口減少は32万人。

中核市の人口に匹敵する人数であり、都市の機能が維持できない

自治体が今後全国各地で生まれてくるのです。




経営者の視点で言わせて貰うと、新卒の学生の確保が本当に難しく

なっています。社会人になる学生の数は年々減っており、若い世代の

人手不足は今後も続いていくのです。

企業間による人材争奪戦はますます激しくなっていくでしょう。




亡くなる人が増えることに伴い葬儀の簡素化の流れは今後ますます

進むはずです。そもそも、葬儀はお亡くなりになられた方が主役である

のですが、施行をするのは生きている人。亡くなる人への弔いも

若い世代に負担としてかかっていきます。

亡くなる人が増えることと、お葬式の簡素化の流れは葬儀社の

立ち位置も全く先が見えない状況であるのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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