運賃

運賃とは人の移動やモノを運ぶ時にかかる費用のことですが、

基本的にこれらの費用は安く抑えたいという心理が働きます。

人が何かをアクションを起こすことの中で「運賃」は日常的に

かかってコストであり、それを節約することは大切なことです。




葬儀とは非日常の世界であり、非日常であるからこそ発生する

特別なコストというものがあるのです。

食事においては通常の食卓の料理とは違うご馳走であるし、

自家用車を運転をすることを控えて、貸切バスやタクシーを使用する

など、日常の生活では使わないところにお金をかけるものでした。

ところが、葬儀においてもバスやタクシーの使用されるお客様が

大きく減っています。確かに火葬場に行く人の数が30人~50人くらい

であれば、バスも必要ですが、10人以下であれば自家用車に乗り合わせ

で良いということになってしまうものです。

お葬式そのものが昔のように「非日常」の世界という価値観が薄れて

いるのである程度仕方の無いことでしょうか。

それでも、火葬場に行くときは特に近親者の方の運転は絶対に控える

べきだと考えています。

火葬場への道中に万が一、接触等の軽い物損事故でも巻き込まれて

しまったら、火葬場での最期のお別れに立ち会えなくなって

しまいます。

そのようなことになってしまい、後悔をされたお客様をこれまでに

何度も見てきているのです。

近親の方が亡くなったという非日常であるからこそ、ドライバー

としての責任は回避しておかなければならないものです。





葬儀関連でも香典返しなどのギフトの配送に関する運賃も

上がっています。

お客様に送料無料で対応できるものが減っていることも事実であり、

配送に関するコストをお客様が負担しなければならないことが多々

あるのです。



運賃コストの上昇は葬儀においても今後、仕組みが変わってしまう

可能性があるのです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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