- お葬式の知識
孤独死は間違いなく増えている
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葬儀に関する備品には意外と高価なモノが多いものです。
特に宗教儀礼に使用するような道具というものは何気ないモノでも
10万円を軽く超えるものが多く、中には100万円を超えるモノも
あります。ですから、私たちは大切に管理し、保管をしています。
葬儀の会場には多くのモノが溢れています。
同時に多くの人々が会葬者として出入りする訳ですから、いくら
注意をしていてもモノが壊れます。そのこと自体は仕方のないこと
ですから、お客様が悪意を持って壊した訳でなければ、私たちは
基本的にお客様に損害を請求しません。
ところが、悪意で壊すお客様はいるものです。
大人が悪意を持ってモノを壊すお客様は論外でもっての他ですが、
子供さんが悪ふざけをしていてモノを壊すということは良くあること
です。子供さんに責任を負わせる訳にはいかず、基本的に親である
大人のお客様に何らかの責任を負って頂くのですが、本当に高価
な仏具を悪戯されるのはヒヤヒヤします。
モノに当たるお客様がいるのも葬儀の会場ならではです。
大切な人を亡くした悲しみをモノにぶつけてしまうことがあるのです。
湯呑みを投げる、ごみ箱を蹴るといったことは特に真夜中の葬儀会館
で喪主が一人になった時に突然起きるものです。
お亡くなりになられて、悲しみをこらえて通夜式を終えてやっと一人に
なれた時。。。悲しみの感情が爆発してしまうものなのでしょう。
翌朝、「壊してしまいました。弁償します。」と大方のお客様が申告を
して頂けるのですが、多少の被害ならば、弁償代を頂かないように
しています。本来であれば、モノに当たることも良くないことですが、
モノにあたって悲しみの感情が少しは収まるのなら安いものです。
中にはモノに当たって翌日、お怪我をされているお客様もいらっしゃい
ます。痛さを悲しみの表現なのです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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