- お葬式の知識
孤独死は間違いなく増えている
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私が葬儀の仕事を志した駆け出しの頃、先輩社員から
「葬儀社の社員なら黒いネクタイをして飲食店に入らなきゃ」
ということを教えられました。
葬儀社の社員としての黒いネクタイをすることに卑屈にならず
誇りを持ってという教育的な意味合いも含まれていたことは
事実なのですが、現代では全くピントのずれた教育ではないかと
感じます。
黒い色というものは欧米の文化では弔意を表す色であり、洋服に
合わせるネクタイは当然黒色ということになります。
ちなみに、日本では弔意を表す色は「白」です。
くわしくは2008年3月19日付記事「お葬式の幕」をご覧ください。
現在、フューネでは基本的には黒いネクタイを着用してお客様の
ところにいくことはありません。通夜・葬儀において一部の社員が
弔意を表す為に黒いネクタイを着用することはありますが、それも
一部であり、基本的に制服かダークスーツを着用しています。
弔問にお越しなられるお客様は大方の場合は黒い服で黒いネクタイ
を着用していますが、おもてなしをする側の私たちが黒い服を着用
するとお客様との見分けがつかなくなってしまうものです。
最近ではお客様も黒の略礼服を着ずに普通のスーツに弔意を表す
為に黒いネクタイを着用された状態でお越しになられる方が増えて
います。もちろん正式な服装ではないのですが、ネクタイだけを変える
ことで弔意が表せる便利さはあります。
クルーズビスの普及に伴い、半年間もノーネクタイで過ごすことに
すっかり慣れてしまったビジネスマンにとって夏場の黒いネクタイの
着用は苦しいものです。今後はクルービスの発展で黒いネクタイさえも
簡略化されて、お葬式から黒いネクタイが消滅してしまう時代が
もしかしたら来るかもしれませんね。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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