- お葬式の知識
「体験」にはお金を払う
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厳粛なお葬式においての最大の天敵は「音」です。
特に悲しみの深いお葬式において、突然響く雑音は何ともいえない
違和感を感じます。
パトカーや救急車が通ることによって起きるサイレンの音も
お寺様の引導の時や弔辞など、特に会場内が静まりかえって
いる時にはせっかくの厳粛な空気をぶち壊してしまうのです。
大人のほぼ全員が持っているであろう、携帯電話の音は
特に注意が必要です。
開式前にはマナーモードに切り替えて頂くようにアナウンスを
させて頂いていますが、それでも着信の音が鳴り響いてしまう
時があります。鳴り響く携帯電話の音を止めようとして、焦ってしまい
さらにドタバタしてしまう姿は何とも見苦しいものであり、当事者は
赤っ恥をかいてしまいます。
最近はゲリラ豪雨と呼ばれる記録的な短時間情報や緊急地震速報
Jアラートなどの生命に関わる事柄の警報音が一斉に鳴り響くことが
増えてきました。100人以上の集まっている葬儀会場での警報音は
とても不安を煽る音であると同時に、葬儀そのものが中断をしてしまう
ものです。
警報音が収まり葬儀が再開したのも束の間に、突然鳴り響く携帯電話が
稀にあります。何かの加減で遅れて受信した携帯電話です。
いくらマナーモードに設定をしていても、迷惑をかけてしまうこれらの
警報音は鳴らないことがすべてではありますが、葬儀の悲しみの中で
何とも違和感の塊なのです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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