死んだら何が残るのか

突然ですが、牛や豚はどうやって数えますか?
答えは「1頭、2頭」です。

では「鳥」はどうやって数えますか?
答えは「1羽、2羽」です。

魚はどうでしょうか?
答えは「1尾、2尾」です。

もちろん他の数え方もありますが、この数え方は間違ってはいませんよね。ではこの数の数え方に共通することはなにでしょうか。
答えは「死んだら残るもの」なのです。
牛は豚は頭以外の部位はほぼ食べることができますから、死んだら「頭」が残るのです。
鳥も羽以外の部位はほぼ食べることができますら、死んだら「羽」が残るのです。
魚も尻尾以外の部位はほぼ食べることが出来ますから死んだら「尾」は残るのです。

それでは人は死んだら何が残るのでしょうか。
この法則で考えると人は「1名、2名」と数えます。
つまり、「人は死んだら名前が残る」のです。
言い換えれば、人は名前を残す生き方をしなければならないのです。

残念ながら「死」は予定ができないのです。死を迎えることは誰にも訪れる「平等」なことですが、この世に生を頂いている時間の長さだけは不平等なことです。
しかしながら、人は誰でも「名前」をこの世に残すことができます。
名前を残すことを少しだけ意識して日々の生活をしてみるだけで人生が豊かになると思いませんか。
私は葬儀という仕事を通して様々な死を体験してきているので死の平等と不平等を感じる機会が多いのです。

ところで、このお話しをすると戒名が欲しくなる方がいらっしゃいます。
位牌はこの世に名を残していけるモノであり、自分自身のあの世の名前を残すのです。
できればこの世に残す名前ですから、生前に菩提寺様から頂いておくという本来の授かり方をオススメをしているのです。












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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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