親戚ってどこまで。

お葬式に参列される親族の数は一昔前から比べると随分と

減っています。昔の兄弟姉妹は6人とかが普通であり、

結果、兄弟姉妹が多い分、親族が多いのは必然のことでした。

現代では兄弟姉妹が2人~3人いれば良い方という現況では

親族の数が少なくなるのか当然のことです。

法律的な定義によると親族は

配偶者、六親等内の血族(血が繋がっている)、

三親等内の姻族(結婚による親族)
ということになっています。

しかしながら、自分自身でも4親等であるいとこすら一年に一度会うか

会わないかという状況であり、5親等、6親等の血族など、一度も

会ったこともないというのが現状です。

法律的には6親等までといっても現実的な「親戚」と言われる範囲は

極めて狭い範囲なのでしょう。




昔は年末年始やお祭りの時、そして冠婚葬祭の時に顔を揃え、

一緒に食事をし、酒を飲み交わした関係である血族が、今はそのような

ことされている家族がかなりの少数派になってしまったようです。

実際にお葬式の後の初七日の法要の席で初めて会う親族と

初対面の挨拶をお互いにされている瞬間に何度も立ち会っていますし、

一緒にお酒を飲み交わしたことの無い親族同士はやはり、間が持たず

すぐに法宴がお開きになってしまうケースが多々あります。

このような気まずい雰囲気になるならば、席に着くことも遠慮したほうが

良い、もしくはお招きしなければ良いと考える方が多くなっていることを

実感するのです。


「親戚はお葬式に何人来ますか」

というご質問をお客様にすると本当に少ない人数を申告されるケースが

昨今の現状です。







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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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