間の取り方

最近、講演会などで人の話を聞くときに、「情報量が多い」と思う

ことが多々あります。情報が簡単に手に入る現代において、あえて

人の話を聞くということは自分にとって有益な情報を講師が選んで

くれるからこそ聞けるのです。情報を選別するということは情報を

抑えるということにも繋がっているのです。




話の上手い人は情報を抑えること、そして、情報を抑えることによって

生まれるゆとりを「間」に変えることが出来るのです。

「間」の取り方が上手い人は「伝わる」ものです。

早口で喋る人でも聞きやすく感じるのは「間」の取り方が

上手な人です。

たとえ、0.2秒~0.3秒の「間」でも的確に使用をすることが出来れば、

聞きやすいのです。




葬儀の司会の上手い、下手も究極を言えば、「間」の取り方でしょう。

発声のタイミングもプロの基準からすれば、「0.1秒」早い、遅いで

良し悪しが決まってしまうものなのです。

言葉を発する中での3秒~5秒の「間」はとても長い「間」です。

この「間」を勇気を持って保てる司会者は本当に上手い司会者だと

思います。司会の下手な人ほどよく喋ります。




人生の中での休息は「間」でしょう。

働きすぎで病気になってしまう人や精神的におかしくなってしまう人を

見ていると間違いなく「間」の取り方が下手なんだと思います。

人間である以上の人の間の「間」の取り方は豊かな人生を送るには

絶対に大切なことです。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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