お葬式について

私どものお葬式の中でもしばしば行われる『黙祷』。
「黙祷」とは一言でいうと「何がしかに声を立てずに祈る行為」のことを言います。ですから決して目は閉じる必要はなく、これは「自分を見つめ直す時間」であり「自分の心を整理する時間」でもあります。

お葬式や慰霊祭で行なう黙祷は「亡くなった人に祈る気持ち」を表現することが模範ですが、厳密にいえば黙祷の間は何を考えても良い時間なのです。黙祷と同時に目を閉じたり、手を合わせたりする行為は、外部からの情報を遮断して祈るという意味や、祈りを表現する為に自然発生的に起きる行為なのです。